[メディカル・インサイト]Website事業〜「TOBYO」とのコラボ〜

2月11日エントリーのメディカル・インサイトの事業領域の中で、3番目に挙げたのが患者サポートWebsite事業である。


当初、この事業に関しては初期投資がそれなりに必要なのと、ビジネスモデルがなかなかに難しいのとで、中長期的な取り組みと考えていた。ところが、以前エントリー(http://d.hatena.ne.jp/healthsolutions/20091225/1265768362
したTOBYO開発ブログの三宅さんと昨年末から何度かお目にかかり、この「TOBYO」プロジェクトに参加させて頂くこととなった。(↓のTOBYOブログのエントリー参照)
http://www.tobyo.jp/tobyoblog/2010/1687.html/trackback


TOBYOは2万件近くの患者さんまたはご家族のブログを収集・整理しているサイトで、患者さんやご家族にとっては「同じような境遇にあるもの同士の学び」を手近に実現できる素晴らしい仕組みである。このような意味のあるサービスがきちんと継続されていくために、事業化を共に行なっていくことは、メディカル・インサイトとしても創業の理念に適っていると考えている。


TOBYOの事業化で鍵になるのが、以前にもエントリーした「DFC(Direct from Consumer)」のコンセプトである。

http://d.hatena.ne.jp/healthsolutions/20100128/1264689407

患者・家族の生の情報を製薬会社、医療機器メーカーなどのプロバイダー側が直接取得し、提供するサービスや製品をブラッシュアップしていくという流れを、TOBYOを梃子に創造していく。


本来であれば、プロバイダー側に病医院も入れるべきところなのだが、残念ながらブログでは病医院名は固有名詞化されていないことが大半だ。こちらはまた別の手立てを考えていかなければならない。