Health2.0カンファレンス訪問記(3):Speaking out - That's what I need.

<TOBYOは間違いなく世界でも最先端の試み>


Health2.0カンファレンスの開催期間中、毎晩カクテル・パーティーがあり、色んな人と話ができた。TOBYOの話をすると、殆どの人は2.3万件というBlogの集積に「それはすごい!」と驚く。三宅さんの狙い通り、やはりWebの世界ではまずは圧倒的な量の集積がものをいう。


特に、ACORの創始者Gilles Frydman氏から激賞され、「それ、日本語だけでそんな数集めたのか。英語はまだやっていないのか?とにかく興味深い話だから是非コンタクト続けよう」と言われた。”Let’s keep in touch.”はお世辞のものも多いけど、彼は間違いなく本気で話してくれた。


実際、TOBYOと似たようなビジネスモデルを持つFirstLifeResearchが今回のカンファレンスでかなりの注目を浴びていた事を考えても、TOBYOの試みが世界最先端を走っていると言って過言ではなかろう。


ともかく、今回の参加でTOBYOが世界に羽ばたく大いなるきっかけが出来た。本当にオリジナリティのある「Great Idea」は世界のどこに行っても「Great Idea」なのだ。TOBYOをここまで育て上げられてきたイニシアティブの三宅さん・奥山さんに心からの敬意を表したい。




<Globalな発信基地を持とう>


前述したように今回のHealth2.0では、毎晩カクテル・パーティーが組まれていた。


米国スタイルのParty、実は日本人には敷居が高い。英語はそれなりに話せる自分にとっても、既に”Inner Circle”が出来上がっている感じがする中で飛び込んでいくというのは勇気がいる。それでもとにかく、「目が合ったら話す」ということをひたすら繰り返した。街中で手当たり次第にナンパするみたいな感覚だろうか。


でも、そうやって話しているうちに、気が付いたら自分もInner Circleに入っている。そういうものなのだと思う。


昔ビジネススクールに行っていた折は、日本人でもきちんと発言して付加価値を出せるという事を身をもって示す、というのが自分自身にとってのチャレンジだった。苦労して実践した割に、結局日本に戻ってきてから、Globalに対して発信して付加価値を出す事を怠っていたように思う。


今回の経験を契機に、BlogとTwitterで英語用のアカウントでの発信と交流をスタートしようと心に誓った次第である。興味のある方は、以下をご参照されたい。千里の道も一歩から、だ。

Blog:http://d.hatena.ne.jp/healthsolutions+medicalinsight/
Twitter:acesuzuki2