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*[医療への視点]近所で見つけたオモシロ薬局~”健ナビ”~

先日都立大学付近を歩いていたら、おやっと思う薬局を発見した。
↓の「健ナビ薬局」なる薬局だ。


何か名前に聞き覚えがあるなと思っていたが、知人から面白い研修をしている会社という事で紹介されていた「薬樹」という会社が経営している薬局だった。


この健ナビ薬局、近辺に明らかにヒモ付いていそうな病医院が無いのが特徴だ。外観からもわかるように、何か普通の住宅の中に薬局が入っているような感じで、まったく薬局ぽくない。


ホームページを見ても、スタッフの事を「オハナ(ハワイ語で”家族””仲間”の意味)」と呼んでいるなど、極めて特徴的だ。
  ホームページ: http://www.ken-navi.jp/index.html


健ナビ薬局には、「調剤」や「商品販売」は普通の調剤薬局にもある機能に加えて、身体成分や食事内容を分析する「測定」機能、禁煙やメタボに対する指導を行なう「ライフスタイルサポートコース」、衣食住の専門家を紹介する「紹介」という機能がある。いずれにしても、近隣の住民との「接点」を増やそうという狙いが見える。


製薬会社のマーケッターをやっていた時から、常々患者さんとの接点として調剤薬局をもっと活用できないかと考えていた。
例えば何か調査をして患者さんの情報を得るにしても、病医院の受診時はそもそもゆっくり話す時間もないし、医師も嫌がる。しかし、受診が終わって患者さんが薬の調剤を待っているような場では、少しゆっくり時間をとって話し込むことも可能だ。患者さんにとっても、困り事を相談する機会があるのは悪い話ではない。


調剤薬局が新しい機能を持ち、在宅医療、訪問看護、訪問介護、介護施設、等々と連携して地域の「プラットフォーム」として進化していくという姿は一つの理想型だろう。ぜひこの健ナビ薬局には、そうした姿を目指して挑戦を続けて頂きたい。