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見習うべし、FDAの懐の深さ〜「官」主導より「民」主導〜

World Pharma Newsで面白い記事を発見した。
http://www.worldpharmanews.com/content/view/1243/1/

<以下、一部を転載>
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FDA Announces Collaboration with Drugs.com”


The U.S. Food and Drug Administration announced today that it will collaborate with the Web site Drugs.com to expand access to the FDA's consumer health information. Drugs.com seeks to provide patients with information to better manage their own health care and to assist in the reduction of medication errors. It attracts more than 12 million unique visitors each month.
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和訳すると、

FDAがDrugs.comとのコラボレーションを発表」

米国FDA(食品・医薬品行政を司る役所)は、Drugs.comと連携してFDAの消費者向けヘルスケア情報へのアクセスを拡大する。Drugs.comは、患者が自身の健康をより上手に管理し服薬ミスを減らすための情報を、患者向けに提供することを目指している。現在、月あたり12百万人以上のユニークビジターがいる。


というところ。


こうやって役所が民間の力を上手に活用しているところは、素直に見習うべきと思う。ちなみに、このDrugs.comは、調べてみるとニュージーランドの2人の薬剤師が統括するプライベートの合名会社によって運営されている。こんなちっぽけな外資であっても、正しい事をやっている会社であればきちんと評価して乗っかる、というところが懐深い。


訒小平ではないが、「黒ネコでも白ネコでも、ネズミを捕るネコが良いネコ」なのだ。


残念ながら、日本でこの手の話をやろうとすると、国がオカネを付けて御用学者に研究させて、どこかの息のかかった財団に事業をやらせ、結局人口に膾炙しないまま終わる、なんていう情けない構図になりがち。



でも、「国主導のプロジェクト」に無駄なオカネと時間を使うことをやめ、民間で育まれた芽をきちんとリスペクトして対等なパートナーとして活用する、という姿勢が生まれるように仕向ければ、まだまだこの国でも面白いことはできる。


そういった状況を創り出すためにも、我々民間サイドで意味のある新しいサービスを生み出していかなければいけない。官主導を待つのではなく、民主導で医療を動かして、初めて意味のある変革が可能になる。