*[育児]アクセントに脳の使いどころを見る〜日本語と英語〜

昨秋の独立以来、ほとんど使う事のなかった英語だが、今日はずいぶんと長い時間(3時間ほど)外人さんたちとほぼ英語のみで会話を続ける機会があった。


久しぶりに使ってみると、脳味噌が活性化されたような不思議な感触がある。以前からずっとその思いがあるのだが、どうも英語を話している時に使っている脳の部位は、日本語を話している時のそれと違うようだ。


実は、最近色んな言葉が出てくるようになった娘を観察していて気が付いたのだが、日本語(標準語)ののっぺらなアクセントは難易度が高い。


例えば、彼女が「イヌ」と言う時は、最初の"i"にはっきりとアクセントが来る。
「ノリ(海苔)」も"o"にアクセントがある。
変な話だが、外国人が話す日本語に近い感じだ。


こちらは、両親ともに純ジャパニーズで、ごく普通の日本語、つまりアクセントのないのっぺらな発音で、「イヌ」とか「ノリ」とか言っているのだが、なかなか同じような発音にならない。


ということは、無アクセントの日本語のしゃべりより、アクセントがしっかりおかれる英語のしゃべりの方が、ヒトにとっては、より自然なものなのかもしれない。少なくとも、脳の使い方は異なるのではなかろうか。


とはいえ、まだn数1の話。喋り始めの年齢のお子さんを持っている他の方の経験談を、是非聞いてみたいものだ。