1260113220**[医療への視点][医療の変革]医療コーディネーター

土曜日に、医療コーディネーターの養成を行なっているNPO法人「楽患ねっと」さんの意思決定支援セミナーを受講。


偶然にも楽患ねっとさんも「納得の医療」の普及を大きく掲げており(といっても向こうが大先輩)、事業内容を拝見しても、目指している方向がすごく似通っていることを感じていたので、当日伺うのを楽しみにしていたが、期待以上に面白いセミナーだった。


実際にあった相談事例に基づいた「ロールプレイ」形式で、コーディネーター役を演じるという、素人にはなかなかハードルの高い研修だが、参加されていた人たちも、医療は素人でもコミュニケーション能力の高い人たちが多かったため、お互いのロールプレイから学びあうような形が実現した。


一番の学びは、医療コーディネーターの本質は、依頼者自身の心の中にある真の声を吐き出してもらうところにある、ということである。そこさえできれば、医療者との間に入っての調整方法の答えも自ずから出るのであろう。


周囲から医療相談を受けることも結構あるので、そういった場面での応用も大いにできそうで、学びの大きい一日であった。