1241705087**[医療への視点]新型インフルエンザ(2)

新型インフルエンザについて、興味深い話が出てきた。高齢者の感染者が少なく、若者に多い、ということである。


通常、インフルエンザが流行ると高齢者は乳幼児と同様、感染のリスクが高いのだが・・・


2つほど説があるようで、①メキシコに行くのは観光目的の若者が多かったため、②高齢者には1950年代にH1N1型(A型)のインフルエンザが流行って罹患した際の免疫が残っているから、というものである。


私見としては、①は行った人間が若者ばかりとは思えないので、×。やはり②だろう。ただ、50年代に流行ったものが関係あるかどうかはよくわからない。今までにA型のインフルエンザに罹ったことのある確率が、高齢者になればなるほど高いというだけのことだろう。


ということは、A型のインフルエンザ用の予防接種が効くのではないかと思うのだが、どうだろうか。