ダニに咬まれると肉アレルギーになる!?

野生のダニは、日本紅斑熱重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの病気を媒介する可能性があるため、油断できないものですが、こんなケースもあるのだという米国発のニュースです。

 

  ■”Lone star tick can make you allergic to red meat” 

  <「ダニに噛まれると肉アレルギーになる!?」 (TECH TIMES)>

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「一つ星ダニ」という種類のダニに咬まれると、α-Galという種類の糖が血流に入り、抗体を生み出します。ところが、このα-Galは牛肉・豚肉・鹿肉などを含んだすべての赤身肉にもあるため、その後赤身肉を食べるとアレルギーを引き起こしてしまうケースがあるのだとか。

 

赤身肉アレルギーになってしまうと、赤身肉を食べると3−6時間後に、じんましん・腫脹・呼吸困難などの症状が出て、酷い場合には気道閉塞のような重篤なアレルギー反応が起きます。

 

米国人の主食って、基本的には「肉」ですから、アレルギーになってしまった人はたまったものではないですね。それに、そもそも肉がアレルギーを引き起こすとは想像できない人も多いでしょうから、だいぶ酷い目にあってからようやく肉がアレルギーと判明することも多いことでしょう。

 

ところで、私は赤身肉のアレルギーはありませんが、実は「馬アレルギー」です。

 

若い頃よく競馬場に通っていて、午後になると目がかゆくなったり鼻水が止まらなかったりということがよくあり不思議に思っていたのですが、ある時乗馬をしたら目鼻がとんでもない状態になり、そこでハタとアレルギーでないかと気づいたのです。

 

当時はいわゆる「Hay Fever(牧草アレルギー)」かと思っていたのですが、先日娘の乗馬の練習に付き合った時に馬に触った後またアレルギー症状が出たので調べてみたら、馬のフケというか垢が原因の「馬アレルギー」もあることを知り、たぶんこちらだと考えています。

 

アレルギーって、本当に思わぬところにあるものですね…