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花粉症に”口に含む”新薬登場、ではあるけれど…

日本で2000万人程度の患者がいると言われている花粉症。

これからの季節が憂鬱という方は多いことでしょう。私もそうです。

 

そんな「花粉症持ち」にとって気になるニュースがこれ。

 

「口に含むタイプの花粉症治療薬、厚労省が初承認」(読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140203-OYT1T00833.htm

 

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この薬は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)をうすーく薄めたものを投与し続けることで、反応を抑えられるようになっていく、という「減感作療法」と呼ばれる治療法です。

 

これは気になるということで、添付文書(医療用医薬品の履歴書みたいなものです)を眺めてみたところ、以下のような事実が浮かんできました。

 

・用法・用量がかなりややこしい

 −1・2週目は、それぞれ、0.2ml⇒0.2ml⇒0.4ml⇒0.4ml⇒0.6ml⇒0.8ml⇒1ml、3週目以後は毎日1ml

 

・投与期間が非常に長い

 −治験では72〜83週間と、1年半以上は服薬が必要

 

・そんなに劇的な効果が出るわけではない

 −投与開始後2シーズン目でこの薬以外の花粉症治療薬を使わなくても症状が出なくなる「寛解」となったのは、プラセボ投与群8.3%に対し、本剤投与群17.0%。

 

・長期的な効果の継続は不明

 −この薬をやめてしまっても長期的に効果が継続するかどうかという点は、不明

 

う〜む。1年半もの間、毎日服薬し続けてこの程度の効果だとすると、手間を考えると、自分にはちょっと手を出しづらいですね。

 

とはいえ、一般的な治療薬である抗アレルギー剤も効かなかったり、効いても眠気がきつくて嫌だという方も多いので、そうした方々にとっては、チャレンジの価値はあるかなと思います。特に、若ければ若いほど花粉症と付き合わなければならない年月が長いですからね。

 

 

*注:筆者は花粉症薬に関し、OTC・医療用医薬品を問わず、製薬会社と何ら金銭的関係はありません