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ナッツこそホンモノの健康食品なのだ

「ナッツは真の健康食品」であることを示す、とっても面白いデータが発表されました。

 

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論文誌「New England Journal of Medicine」に発表された、

“Association of Nut Consumption with Total and Cause-Specific Mortality (ナッツの消費と、総死亡率及び原因別の死亡率との関連性)”

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1307352#t=articleResults

 

簡単に結論だけ書きますと、ナッツを全く食べなかった人と比べ、ナッツを食べていた人の総死亡リスクは、

・週1回未満食べていた人:7%減

・週1回食べていた人:  11%減

・週2-4回食べていた人: 13%減

・週5-6回食べていた人: 15%減

・週7回以上食べていた人: 20%減

と、総消費量と死亡率の低下に見事な相関関係があることがわかったのです。(統計学に詳しい方のために念のために書きますと、すべて「有意差」ありのデータです)

 

死亡原因別で見てみると、「循環器系の疾患」「心疾患」に強い相関が、「がん」「呼吸器系の疾患」に相応の相関が確実にありそうですし、その他の原因を見ても神経疾患以外はすべて死亡リスクを下げる傾向があります。

ということで、「ナッツは頻繁に食べれば食べるほど健康になる」と言っても差支えないでしょう。(ちなみに、「ナッツ」はピーナッツだろうがアーモンドだろうが、何でも良いようです。)

 

通常、この手の「XXを食べて(飲んで)いるとXXの病気にならない」系のお話は、研究対象のサンプル数が少なかったり、研究のデザインが粗かったりして、怪しげな仮説レベルでしかないことがほとんどなのですが、この研究は極めて信頼度が高いです。なにせ、米国で12万人もの看護職や医療職の従事者だけをピックアップして30年間(!)追跡調査しているわけですから。

 

それにしても、たかがナッツのためだけにこれだけの研究をしてしまうというのは、すごいことですね。このデータが日本のワイドショー的なテレビ番組などで紹介されたら、きっとナッツの売り切れが続出するので、今のうちに買い込んでおこうかと思案中です(笑)


**このデータの存在は、しんじょうクリニックの新城先生に教えて頂きました。新城先生に感謝です**