TOBYO・三宅さんとの面会

患者ブログのポータルサイト「TOBYO」(http://www.tobyo.jp/)と2010年の年末にパートナーとしての提携解消をした話は、このブログを旧版の「メディカル・インサイトの社長日記」からずっとフォローされている、特にHealth2.0関連の方々はご記憶のことだろう。

 

今般、TOBYOの三宅さんから面会のお申し出があり、今朝ほど当時の提携解消の原因となった一連のTwitter上での言動について、謝罪の言葉を頂いた。私としても既に過ぎた話であるし、真摯に謝っていただいたので、もはや水に流させていただくことにした。(ということで、過去のエントリー「イニシアティブ社(TOBYO)とのパートナー解消」(http://d.hatena.ne.jp/healthsolutions/20101213/1292231431)で関係悪化の原因となった部分についての記述・添付ファイルは一切削除することとしました)

 

思えば、私がサポートし始めた頃のTOBYOはようやく掲載サイト数が2万を超えたところだったと記憶している。その後も地道に数を増やして3.6万までにきていること、またこれをベースにしたツールを既に2種類ローンチされていることは、素晴らしい前進だと思う。

また、ここにきて患者さんの声に耳を傾けようという機運が、製薬会社や国/自治体といった医療のプロバイダー側でもようやくに盛り上がり始めてきた、と個人的に感じているが、三宅さんのTOBYOを起点としたここまでの活動の貢献もかなりあるのではと推察する。

 

「TOBYO開発ブログ」は今でも追っていて、時々はっとさせられる言葉がある。今までのHealth2.0の歴史的な流れや今後の活動の在り方について、本のようなまとまった形にするという構想もお持ちのようなので、是非期待したいと思う。

考えてみると、自分自身が「MessageLeaf」(http://ja.messageleaf.jp/)というWebツールを立ち上げたのも、三宅さんの「コンサルタントはベンチャーではない」という言葉に発奮した部分もあったと思う。今後も医療×IT系の起業コミュニティの「ご意見番」として良き「喝!」を入れ続けて頂くことを期待したい。