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仮説:Health3.0の姿

医療の変革

今日は久しぶりに、医療及びその周辺サービスに付いて、刺激的な宴席フリーディスカッションをした。


TOBYOの三宅さんも一緒だったのだが、DFCの更なる進化についてヒントになる話もあり、実りの多い時間だった。


その中でひょいと出たのが、「Health3.0って、どんな姿なんだろう?」という話。


私のイメージだと、Health1.0は医療プロバイダーから医療消費者への一方向のPaternalisticな情報伝達。Health2.0は、医療消費者の生成したコンテンツを医療消費者同士が活用したり、プロバイダーにフィードバックしたりする情報伝達。


となると、Health3.0は、医療プロバイダーと医療消費者の間で双方向の情報のやりとりが為され、その中から新次元の価値が生まれるというようなイメージではないかと思う。


例えば、医療者同士のコミュニティと患者同士のコミュニティが融合して、ある薬の服薬方法の改善手法を集中的にディスカッションして、それを製薬会社へフィードバックする。それを基に、製薬会社がいくつかプラセボ・サンプルを用意して実際の服用感を医療者と患者に試してもらう。医療者と患者がこの経験をさらに製薬会社にフィードバックして最終的に改善版の剤形を発売する、みたいな構図だ。


そんな構図を何となくイメージした時、現在Twitter上でこの構図の原型がすでに現出しているのではと思った。TwitterSNSと違って、患者のコミュニティと医師のコミュニティがベン図の重なりのように融合した形でコミュニケーションが交わされる。ここでの"声"が政策立案をプッシュしたり、薬の改善を促したりしていくとしたら、これはまさに"Health3.0"に近い姿なのだろう。


Health2.0が世に出てから既に4年過ぎようとしている。日本でHealth2.0が浸透もしていない状態で、3.0の話をされても、という向きもあろうが、そろそろそうした"遠眼鏡"を持っておいて損は無いのではなかろうか。