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専門医の定員制

医療の変革

しばらくぶりのエントリーである。


不思議と書く気力が湧かず、「書きたい」という気が自然に起きるまで待っていたら1週間以上経っていた。


まあ、長く続けようと思うと、こういう「お休み期」が多少は必要なのだろう。ちなみに、暑くなってからしばらく就寝前はシャワーだけで済ましていたのが疲れが抜けない原因と思い、一昨日からぬるめのお湯に浸かるようにしてから、精神面も体調面も上向きになってきた感じだ。


さて、ここから本題。


昨日、とある縁で脳神経外科の先生と会食したが、大いに頷ける話を伺えた。それが掲題の「専門医の定員制」である。


こうした制度を創る際には、どうしても「グランドデザイン」が必要だ。即ち、国内での想定患者数がどれくらいで、技術を保つ/磨くために必要な症例数がどれくらい、という数字があれば、「専門医」が何人程度必要なのかは自ずから出てくる。


数字がうろ覚えなのだが、現在の脳神経外科の手術件数を専門医数で割ると、1人1か月あたりで1件にしかならないらしい。それだけ、専門医が"乱造"されているということだ。


同様の事は、肺がんの手術などでも言えると、かつて国立がんセンターの病院長だった土屋先生も言われていた。


いずれにせよ必要なのは、「本当の専門医」を選別して可視化する事。


プロスポーツと同じで、一つのポジションにやたらと人がいてもシステム的には無駄を生んでいるだけになる。地域性の問題もそうなのだが、需要に見合うだけの"定員"分しか専門資格は与えない、という方向性に舵を切る時が来ている。