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診察の"可聴化"を進めよう

医師の診察を受ける際に、録音している患者さん、どの程度いるだろうか?
日本ではまず殆どいないと思う。


それが、米国のがん診療の現場ではどうやら普通に行なわれることらしい。
下記はMDアンダーソンの上野先生から頂いたTweet。

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【患者学】正確な情報取得のために、米国ではおおくの患者が友達あるいは家族を癌医療では連れてくる。また医師も積極的にテープレコーダーなどでの録音を薦める。

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さすがに患者の権利がきちんと認められている国の話ではある。


こうやって第三者が入ったり録音したりするメリットは何かと考えると、、、


(1)気が動転していて話を忘れがちなシチュエーションでも、会話の内容を正確にいつまでも保存しておける


(2)患者側がメモすることに必死にならず、きちんと医師と会話のキャッチボールをできるので、限られた時間でも伝えたいことを伝えられる


(3)第三者やレコーダーの存在が「ドクハラ」の抑止力となる


といったところではないだろうか。


シリアスな病気の受診の際には、なるべく誰か(できればその病気の患者経験者がベスト)を連れていく。そして、医師の承諾をもらって録音する。こんな受診スタイルがもっと普通になるようにしていきたいものだ。


因みに、iPhoneには様々な録音アプリもあるよう。眼前にドンとテープレコーダーを置くようなマネをしなくて済むのは、患者にとっても気楽だろう。診察の質の可視化(というより可聴化?)が進んだその先に、「納得の医療」の世界が広がっていると信じる。