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老兵は去れど美し〜シンボリルドルフの一葉〜

もう何年も足を運んでいないが、昔はよく競馬場に通ったものである。WINSで馬券を買うのは好きではなく、必ず"現場"でパドックや返し馬で馬達の生の姿を見てからでないと、馬券は原則買わない主義だった。馬を見る"眼"は、現場で場数を踏まないと養われない。


パドックに通い詰めていて体感したのは、"超一流馬"と呼ばれる馬は、やはり馬体に気品があること。最近の馬で言えば、TV画面を通じてでしか見た事は無いが、ウォッカはまさにそんな感じがする。


1980年代に一世を風靡したのが、シンボリルドルフという名馬である。ミスターシービーとの「三冠馬対決」は競馬史上未だかつてこの時だけである。種牡馬としてもトウカイテイオーを輩出し成功を収めたが、その生活もずいぶん前に終え、最近全く名前を聞いていなかったルドルフ、久しぶりにその姿を写真で見た。


それが、これ↓。

http://www.sanspo.com/keiba/news/100330/kba1003300506007-n1.htm


この写真、思わず拡大して見てしまったが、ルドルフの馬体が実に素晴らしい。人間で言えば80を超えた「おじいちゃん」が、「現役時代はさぞ」と思わせる古武士のようなオーラをたたえて写真に収まっている。


年齢を重ねて味が出る人もいれば、しょぼくれる人もいる。ルドルフの姿を見て、自分が80まで生きていたらかくありたし、と思わされた。