ウンザリな確定申告

今日は確定申告。


昨年会社を退職した事も影響しているのだが、えらく手間のかかる作業でウンザリ。結局、準備〜書類完成に水・木合わせて丸1日は費やした計算だ。


e-Taxなるシステムでオンラインで申告も可能なのだが、住基ネットで発行される電子証明書とわけのわからないICカードリードライターなるものを購入しなければいけないらしく、そんな手間をかけるのだったら、紙で印刷して持って行っても同じと思い、税務署まで出かけてきた。(e-taxだと5000円還付されるらしいのだが、上記の手間とコストを考えたら見合わないのでは)


オンラインで個人認証をそこまで厳密にやる割には、税務署に確定申告に行っても本人確認されることはない。不思議なことである。


それにしても、所得税は納税者からすると不親切な仕組みだ。税金取る時は、源泉で多めに押さえておいて、返すため(納税者からすると税金を取り戻すため)の手間がかかるようにしておく、というのはひどい話だ。実際、面倒くさいからとか忙しいからとかの理由で確定申告をしないでいる納税者が、"払い過ぎ" となっている税金、かなりあるのではなかろうか。


重篤な疾患に罹った患者さんの医療費控除についても放置されているケースが多いのではないかと推測する。一度、こうしたデータを調査して取ってみても良いかもしれない。国税庁は絶対にしない調査だろうけど。