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"痛み(疼痛)"の記録

昨日ブログに書こうと思ったものの一日延ばしにしたら、TOBYOブログの三宅さんに先を越された話題が一つ。


PatientLikeMeがReliefInSiteという疼痛管理Websiteの運営会社を買収したというニュースである。
http://www.tobyo.jp/tobyoblog/2010/1708.html


僕が前職でがん性疼痛治療の普及に注力していた時、患者さんの痛みが如何に正確に医師に伝わっていないか、という事をつくづく思い知らされていた。ここには医師側の無関心と患者側の我慢という2つの問題が併存しているのだが、根本的に解決するには、痛みをきちんと継続的に評価・計測する仕組みをある程度強制的に植え付ける必要があると考えていた。


そのためには評価・計測のツールが必要で、患者さんが記入しやすい簡単なコミュニケーションツールを患者支援団体に作成してもらうよう働き掛けていた(↓チェックシート参照)。
http://www.ribbonz.jp/


また、医療者側も厚生労働省の研究班で↓のような(医療者用の)評価ツールを作成したりという動きが出てきていた。
http://gankanwa.jp/tools/pro/pdf/tool04.pdf


しかしいずれにしても、ハードコピーでは説明の手間と系時性という点で限界がある。


疼痛管理(記録)を患者さん自らが日々行なうことにより、痛みの評価記録が自動的にアップデートされていくReliefInSiteのサービスは、その意味で画期的であり、是非日本にも導入すべきと感じた。


ちなみに、プロモーションビデオを見る限り、まだPCでの入力だけのようだが、今後モバイルのアプリケーションが出てきたらなおさら使いやすいだろう。