1256483642**[プライベート]セラピー・ドッグ

セラピー・ドッグと呼ばれる介助犬を初めて見た。


ある会社のイベントにご招待を受け、その中での秀逸の企画だったのがこのセラピー・ドッグのプレゼンテーション。


そういう犬たちがいるらしいとくらいの認識しかしていなかったのだが、その歴史的経緯を初めて知ってびっくり。日本での導入は、大木さんという在米の日本人音楽家の方が独力で始められたのだが、そのスタートは松戸のゴミ捨て場に捨てられた母犬と子犬5匹を救い上げるところだというのだ。


この雑種の母犬こそが日本でのセラピー犬第1号「チロル」で、類まれなセラピー犬としての才能を持っていたらしい!


その後、この大木さんが、殺処分寸前の犬たちの中から少しずつ拾い上げてセラピー犬として育て、高齢者介護施設、緩和ケア病棟、リハビリセンターなどで、医薬の力ではいかんともしがたい認知症の症状を改善している例が多数あるという。


すべて「雑種の元飼い犬」というのが共通点だが、当日パフォーマンスを披露してくれた犬たちは大きさも違えば色・形も多種多様。しかしながら、どの犬も非常に賢そうでかつ愛嬌のあるな良い眼をしていたのが印象的だった。


大木さんに心からの拍手を送りたい。


詳細を知りたい方は↓のHPをどうぞ。
http://www.therapydog-a.org/index.html