1245595184**[医療への視点][医療の変革]外科の治験

外科領域で、新しい術式で手術にチャレンジする場合、ある意味「治験」をやっているようなもので、患者さんは一定のリスクにさらされるが、
新しい「医療機器」を使用するのでない限り、「治験」にはならない。


しかし、術式の開発は領域の発展を考える上では必須であるため、これまでにも治験の形にならないにせよ、患者さんに試された上で治療成績の良いものが残ってきている、ということなのであろう。


この現状を改め、新しい術式を施行する場合は、一定期間は治験扱いとし、患者さんは無料でオペを受けられる形にしてはどうだろうか。


これにより、結果として治療成績の悪いような新しい術式を受けるリスクを患者さんはある程度オフセットできる。まあ、経験年数の浅い先生に手術を受けるのも、同様と言えるが・・・


ともかく、薬物治療の領域と外科の領域では、「医療」についての考え方を変えなければならないのではないか。